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SACDサラウンド・レビュー(762) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Schumann Piano Quartet.jpg
Schumann Piano Quartet
Brahms Piano Quintet
BIS-2258
Yevgeny Sudbin(piano)
Hrachya Avanesyan & Boris Brovtsyn(violins)
Diemut Poppen(viola)
Alexander Chaushian(cello)
2016年5月
BIS

シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34

エフゲニー・スドビン(Yevgeny Sudbin, 1980年~)ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。幼少の頃から優れた音楽的才能を発揮し、1987年にはサンクトペテルブルク音楽院へ入学。90年にベルリンで研鑽を積んだ後、97年よりロンドンに居を構え、王立音楽院でクリストファー・エルトンに師事。その間にイタリア、コモ湖国際ピアノアカデミー参加、マレイ・ペライヤ、クロード・フランク、レオン・フライシャー、スティーヴン・ハフ、アレキサンダー・ザッツにも師事する。 06年にヨーロッパ、北欧ツアーのほか、大絶賛されたカナダとアメリカツアーを実現、フリック・コレクション・シリーズでニューヨーク・デビューを果す。2007年アメリカのアスペン音楽祭、フランスのラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ニューヨークのメトロポリタン博物館ピアノ・フォルテ・シリーズでデビューをする。2010年10月、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールデビューを果たす。2011年1 月、初来日し埼玉と東京のリ サイタルは絶賛を博す。2013年10月に来日し、スカルラッティのソナタなどを演奏した。
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ラチャ・アヴァネシヤン(Hrachya Avanesyan ,1986年~)はアルメニアのギュムリ生まれのヴァイオリンニスト。6歳のころからヴァイオリンを始める。1993年から2003年まで、エレバンのチャイコフスキー音楽専科中等学校で、A.クルチャン教授に学ぶ。1996年、10歳の時にアルメニア共和国コンクールのジュニア、シニアの両カテゴリーで第1位を獲得した。2006年、フランスで開催されたユーディ・メニューイン・コンクールで第1位を獲得、EMCY(若いアーティストのためのEU音楽コンクール)の特賞を受賞した。使用楽器は、1717年製のストラディヴァリウス「ピアッティ」。
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ピアノがセンター奥、左から1st Vn,2nd Vn,Va,Vcの順に定位している。サラウンドスピーカーからの音は、マイクを遠目にセッティングしたためか、アンビエンスな音も拾っている。録音はキプロス、ニコシア、ザ・シュー・ファクトリー

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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