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ラ・フォル・ジュルネ TOKYO2018(1) [クラシック音楽鑑賞]

東京国際フォーラムで3日から5日までの3日間にわたり開催されている、今年から呼び名が「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」から変わった「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に行ってきました。
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今年のテーマは「モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ」です。

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公演2日目の今日、以下の公演を聴いて来ました。

■公演番号M245(ホールC)
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62
シベリウス:悲しきワルツ
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64


指揮/ヴァイオリン ジュリアン・ラクリン 
演奏 ロイヤル・ノーザン・シンフォニア


ジュリアン・ラクリン(1974年12月~)ヴァイオリンニスト、指揮者。リトアニア・ヴィリニュス出身。1978年に両親に連れられオーストリアに移住。1983年にウィーン音楽院に入学するが、ロシアゆかりのヴァイオリン教育をボリス・クシュニールから受ける傍ら、ピンカス・ズーカーマンからも個人指導を受ける。幼少期から優れたヴァイオリニストとして注目され、80年代には最年少のソリストとしてウィーン・フィルと共演。ソリストとして世界的な指揮者・オーケストラから招かれる傍ら、M.ヤンソンスからの助言をきっかけに指揮者としても活躍。現在、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアの首席客演指揮者。

ロイヤル・ノーザン・シンフォニアはゲイツヘッドを拠点とする、イギリス唯一の常設の室内オーケストラ。1958年創設。過去にフィッシャーやH.シフらがシェフを務めた。現在、音楽監督フォークト、首席客演指揮者ラクリン、桂冠指揮者ツェートマイヤーに率いられている。近年、女王エリザベス2世から「ロイヤル」の称号を贈られた。

ヴァイオリニストで最近は指揮者もしているジュリアン・ラクリンが指揮と協奏曲ではソロを弾きながら指揮をした。ロイヤル・ノーザン・シンフォニアは2管編成の小編成での序曲「コリオラン」の演奏であったが、あまり違和感はなかった。ラクリンの指揮はアクションが大きく、Vnコンチェルトではソロ演奏の合間に弓を指揮棒にして奮闘している感が有った。



■公演番号M215(ホールA)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21


ピアノ  アブデル・ラーマン・エル=バシャ
指揮   廖國敏 
演奏   シンフォニア・ヴァルソヴィア


アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1958年10月~)はレバノン出身のピアニスト。10歳でオーケストラと初共演し、アラウから絶賛された。パリ国立音楽院でサンカンに師事。1978年、エリーザベト王妃国際コンクールで優勝。ベルリン・フィル、イギリス室内管等と共演。2013年、自身2度目となるベートーヴェンのソナタ全曲録音を達成。優れた作曲家でもある。

廖國敏(リオ・クォクマン)マカオ出身の指揮者。将来を有望視される若手指揮者の一人。ジュリアード音楽院留学中、カーティス音楽学校とニューイングランド音楽院でも指揮を学んだ。2014年、スヴェトラーノフ指揮者コンクール優勝。これまで、フィラデルフィア管、フランス放送フィル、オタワ国立芸術センター管、NHK響などを指揮。

シンフォニア・ヴァルソヴィアは1984年、メニューインがポーランド室内管弦楽団をもとに設立。作曲家・指揮者のペンデレツキが97年から音楽監督、2003年から芸術監督を務めている。2010年に開始したLFJワルシャワのレジデント・オーケストラでもある。これまで、アバド、デュトワ、アルゲリッチ、ルプー、クレーメルらと共演。

前から5列目のほぼセンターの演奏者の表情をまじかで観れる席だったが、ピアノからやや低い席だったので、音質的にはもう少し後ろの席が良かったかもしれない。アンダンテ・スピアナートは冒頭がピアノのソロで、途中から弦楽器がが加わり、さらに管が加わる1楽章のピアノ協奏曲。



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