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SACDサラウンド・レビュー(785) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Shostakovich & Martinů
Cello Concertos
BIS-2257
Christian Poltéra
Gilbert Varga/Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
録音 2016年2月
BIS

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 ト短調 Op.126
マルティヌー:チェロ協奏曲第2番 H 304

ボフスラフ・マルティヌー(Bohuslav Martinů ,1890年12月~ 1959年8月)は、チェコ出身の作曲家。7歳からヴァイオリンを習い、12歳の時には弦楽四重奏曲を作曲している。プラハ音楽院に入学したが途中で退学。1919年にはカンタータ「チェコ狂詩曲」でスメタナ賞を受賞し、作曲家としてのデビューを飾った。大変多作な作曲家で400作を残した。6曲の交響曲を始め、様々な楽器のための30曲近くもの協奏曲、11作のオペラをはじめ、あらゆる分野で作曲を行った。

クリスチャン・ポルテラ(Christian Poltera,1977年~)スイス、チューリッヒ生まれのチェロ奏者。17歳の若さでヨーヨー・マの代役としてダヴィット・ジンマン指揮チューリヒ・トンハレ管弦楽団でエルガーのチェロ協奏曲を演奏。トリオ・ツィンマーマンのチェロ担当。使用チェロはストラディヴァリウス‘Mara’(1711年)
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ギルバート・ヴァルガ(Gilbert Varga, 1952年1月~)は、ハンガリー系イギリス人の指揮者。ロンドンに生まれる。父はヴァイオリニストのティボール・ヴァルガ。フランコ・フェラーラ、セルジュ・チェリビダッケ、シャルル・ブリュックに学ぶ。ホーフ交響楽団、フィルハーモニア・フンガリカの首席指揮者等を歴任し、現在はバスク国立交響楽団の音楽監督。エリザベート王妃国際音楽コンクールの最終選考において、ベルギー国立管弦楽団を指揮することでも有名。2013年より台北市立交響楽団(TSO)首席指揮者に就任。
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ベルリン・ドイツ交響楽団(独: Deutsches Symphonie-Orchester Berlin 略称:DSO)は、ドイツの首都ベルリンに本拠を置くオーケストラである。1946年、西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局(英: Radio In the American Sector,独: Rundfunk im amerikanischen Sektor, 通称:RIAS)のオーケストラ(独:RIAS-Symphonie-Orchester)として設立された。1956年にはベルリン放送交響楽団(独:Radio-Symphonie-Orchester Berlin, 英:Berlin Radio Symphony Orchestra)と改称した。歴代の首席指揮者はフェレンツ・フリッチャイ、ロリン・マゼール、リッカルド・シャイー、ウラディーミル・アシュケナージ、ケント・ナガノ、インゴ・メッツマッハー。2012年からはトゥガン・ソヒエフが務めている。
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ソロのチェロはあまり前に出ることもなく、バックのオーケストラとの音のバランスは良い。要所にスポットマイクを配しているが、音響空間も広く、各楽器の定位もはっきりしている。録音場所はドイツ、ベルリン、イエス・キリスト教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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