SACDサラウンド・レビュー(881) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Schubert
Symphonies Nos.2 & 3
PTC5186759
René Jacobs/B’Rock Orchestra
録音 2019年7月(No.2)
2020年2月(No,3)
Pentatone
シューベルト:
・交響曲第2番 変ロ長調 D.125
・交響曲第3番 ニ長調 D.200
ルネ・ヤーコプス(René Jacobs, 1946年10月~ )は、ベルギー、ヘントの生まれのカウンターテナー歌手、指揮者。同地の大聖堂少年合唱団に所属して歌い始める。その後アルフレッド・デラーに学び、カウンターテナーとしてグスタフ・レオンハルトやニコラウス・アーノンクールのレコーディングに参加する。1970年代にコンチェルト・ヴォカーレを組織し、指揮者として活動を始める。モンテヴェルディの声楽曲で目覚しい成果を挙げて注目される。近年はハイドンやモーツァルトの交響曲をレコーディングしたり、コンチェルト・ケルンやベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロック管弦楽団とともにバロック・オペラやモーツァルトのオペラを取り上げている。近年ベルリン州立歌劇場にしばしば登場し、バロック・オペラの上演を行っている。バーゼル・スコラ・カントルムの教授も務めている。
ビーロック・オーケストラ(B’Rock Orchestra)はベルギー第3の都市ヘントに2005年創設された古楽器使用の管弦楽団。今までルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどと共演してきた。2019年9月に来日し、J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番などを演奏した。
特に左右方向の音響空間が広く、各楽器間の音のバランスは良く、分離も良い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音がメイン。録音場所はベルギー、ルセラーレ、デ・スピル・コンサートホール(No.2)、オーストリア、インスブルック、ザール・インスブルック(No,3)
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2020-12-05 18:54
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