SACDサラウンド・レビュー(928) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Bruckner
Symphony No.3
BIS2464
Thomas Dausgaard/Bergen Philharmonic Orchestra
録音 2019年6月
BIS
ブルックナー:交響曲第3番(1873年初稿・ノヴァーク版)
トーマス・ダウスゴー(Thomas Dausgaard, 1963年7月~ )はデンマークの指揮者で、トマス・ダウスガードとも記されることがある。コペンハーゲンに生まれ、同地の王立デンマーク音楽院、ロンドンの王立音楽大学に学ぶ。1997年よりスウェーデン室内管弦楽団の首席指揮者に就任、その後2004年8月にはデンマーク国立響の首席指揮者に就任した。その溢れんばかりのエネルギーと創造性のもと両オーケストラは目覚ましい変化を遂げており、2010年夏のBBCプロムスでは彼の指揮のもと、両オーケストラが出演し観客や評論家より絶賛された。最近では2019年10月に文化村オーチャードホールで行われたBBC Proms JapanのためBBCスコテッシュ交響楽団とともに来日し、マーラーの交響曲第5番などを指揮した。
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(Bergen Philharmonic Orchestra)は、ノルウェーの都市ベルゲンに本拠を置くオーケストラである。1765年に音楽協会「ハーモニエン」(Musikselskabet Harmonien)として設立。1983年に現在名になる。歴代の指揮者として、エドヴァルト・グリーグ、カルステン・アンデルセン、アルド・チェッカート、ドミトリー・キタエンコ、シモーネ・ヤングらが務めた。2003年から現在までアンドルー・リットン(Andrew Litton)が首席指揮者兼芸術顧問を務めている。
ベルゲン・フィルとのブルックナーシリーズ交響曲第6番に次ぐアルバム。
ホールトーンの豊かな録音で、1ポイントマイクをメインとし、スポットマイクは多用していないと思われる。コンサートホールの中程で聴く音に近い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はノルウェー、ベルゲン、グリーグ・ホール
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2022-02-13 11:05
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