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SACDサラウンド・レビュー(932) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Debussy Pelléas et Mélisande Suite.jpg
Debussy
Pelléas et Mélisande Suite
PTC5186782(2 Disc's)
Jonathan Nott/Orchestre de La Suisse Romande
録音   2020年11月(Debussy)
     2019年6月(Schoenberg)
Pentatone

Disc 1
ドビュッシー(ジョナサン・ノット編曲):交響的組曲『ペレアスとメリザンド』
Disc 2
シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』

ジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1962年12月~)イギリスの指揮者。当初ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、マンチェスターのロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽とフルートを学ぶ。後に指揮に転向し、ロンドンに学ぶ。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた。2000年バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など欧州の主要オーケストラに客演している。幅広いレパートリーを持ち、現代音楽にも強みを発揮する。バンベルク交響楽団とはたびたび来日しており、2009年にはブラームス・チクルスを展開した。また、NHK交響楽団とたびたび共演している。2014年9月、東京交響楽団第3代音楽監督に就任。2017年1月からはスイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任した。
Jonathan Nott_6.jpg


スイス・ロマンド管弦楽団( L’Orchestre de la Suisse Romande)は1918年エルネスト・アンセルメによってジュネーヴで結成された楽団。1938年にはローザンヌ放送管弦楽団を吸収し,発展した。アンセルメの指導のもとで繊細で透明な音質を特色とする独特の個性をもつ楽団に仕上げられた。1967年アンセルメの引退後,音楽監督に1970~1977年サヴァリッシュ,1978~1985年ホルスト・シュタイン、85~97年アルミン・ジョルダン、ファビオ・ルイジ、2005年より2012年までマレク・ヤノフスキが、2012年7月から2015年まではネーメ・ヤルヴィ、2017年1月からはジョナサン・ノット(Jonathan Nott)が就任した。2012/2013年のシーズンより2017年夏まで山田和樹が首席客演指揮者を務めた。
L’Orchestre de la Suisse Romande_9.jpg


ホールトーンの豊かな録音で、コンサートホールの中程で聴く音に近い。1ポイントマイクをメインとした録音で、スポットマイクは多用していないと思われる。特に低域弦は厚みのある響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はスイス、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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