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SACDサラウンド・レビュー(966) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Beethoven-Liszt & Mozart-Alkan
Piano Transcriptions
BIS-2615
Paul Wee (piano)
録音 2021年7月
BIS

・ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 S464/R128(リストによるピアノ編)
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466 (C-V. アルカンによるピアノ編)

ポール・ウェー(Paul Choon Kiat Wee)はシンガポール人とマレーシア人の両親のもとオーストラリア生まれのイギリスのピアニスト、弁護士。4歳でピアノをはじめ、12歳の時にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでデビュー・コンサートを開くなど神童として注目を集める。その後、ニューヨークのマンハッタン音楽学校にてニーナ・スヴェトラノワに師事し研鑽を積むも、ピアニストだけではなく弁護士も目指し、ロンドンの名門オックスフォード大学法学部で法律を学び弁護士の資格を取る。現在ロンドンを拠点に活躍している.
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ベートーヴェンの英雄のフランツ・リストによるピアノソロへの編曲版と、モーツァルトのピアノ・コンチェルト20番のアルカンによるピアノソロへの編曲版。使用しているピアノはスタインウェイDで低域弦の響きは良いが、高域弦の響きがもの足りなく感じた。
録音場所はイギリス、Monmouth、ワイアストーン・コンサート・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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