SACDサラウンド・レビュー(97) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Paganini
Violin Concertos Nos. 1 & 2
Rudolf Koelman (violin)
Jan Willem de Vriend/The Netherlands Symphony Orchestra
CC 72343
録音2008年9月
2008年11月(協奏曲第2番)
Challenge Classics
N.パガニーニ:
・ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op. 6/MS 21
・歌劇「マティルデ・ディ・シャブラン」 序曲
・ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 Op. 7/MS 48
録音場所はオランダのエンスヘーデ音楽ホール(Muziekcentrum Enschede)におけるライブ録音
ルドルフ・ コールマン(Rudolf Koelman 1959年~)はオランダ生まれのドイツのヴァイオリニスト。ヴァイオリンをヘルマン・クレッバースやヤッシャ・ハイフェッツなどに教えを受け、1996年~1999年の間ロイヤル・コンセルト・ヘヴォー管弦楽団のコンサートマスターを務めていた。現在、スイスのチューリッヒ芸術大学(Die Zürcher Hochschule der Künste、略称ZHdK)で教鞭をとっている。
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(Jan Willem de Vriend, 1963年~ )はオランダの指揮者。ヴァイオリニストとしても超一流の実力を誇っている。近年では指揮者としての名声が欧米諸国を中心にますます高まっている。2006年からネザーランド交響楽団の首席指揮者兼、芸術監督を務めている。
ネザーランド交響楽団(The Netherlands Symphony Orchestra)は、ヘット・オーステン管弦楽団(Orkest van het Oosten)とも言い、オランダ東部の都市エンスヘーデを拠点に、演奏活動をしている。デ・フリエントとともに着実に実績を積み重ねつつある。
適度の残響の中、ダイナミックレンジの大きい録音である。ソロのヴァイオリンは前に出過ぎず、サブウーハーからの音も強調され過ぎず、コンサートで聴く音に近い良い録音。
サラウンドスピーカーからの音は残響がメインである。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2012-05-02 21:11
nice!(10)
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