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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014(1) [クラシック音楽鑑賞]

今年で節目の10回目の開催になる「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2014」は3日から5日まで東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されています。今年は10回目を記念して今までに取り上げられたテーマ作曲家10人が取り上げられています。
私は第2回目から毎年通っていますが、今日3日には以下の公演を聴いて来ました。
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■公演番号142(ホールC)
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

小泉和裕(1949年10月~ )は、京都府京都市生まれの指揮者。堀川高等学校音楽科(現京都市立京都堀川音楽高等学校)卒業。東京芸術大学指揮科で山田一雄に師事。1970年、第2回民音指揮者コンクール第1位。72年10月ベルリンのホッホシューレに入学、ラーベンシュタイン教授にオペラ指揮法を師事。73年夏、ボストンのタングルウッド音楽祭に参加。同年11月には、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第1位受賞、その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してベルリン・デビューを飾った。75年3月には、ベルリン・フィルの定期演奏会に出演。76年1月には、フランス国立管弦楽団を指揮し、ルービンシュタイン、ロストロポーヴィチとも協演。同年8月、ザルツブルク音楽祭にて、ウィーン・フィルを指揮(当時の最年少記録)。現在、九州交響楽団(音楽監督・首席指揮者 2013~ )、東京都交響楽団(レジデント・コンダクター2008年~2014年、終身名誉指揮者2014年~)、日本センチュリー交響楽団(音楽監督 2008年~)、 岡山フィルハーモニック管弦楽団(音楽アドバイザー 2004年~)、仙台フィルハーモニー管弦楽団(首席客演指揮者 2006年~)などを兼任している。

小泉和裕と東京都交響楽団の組み合わせの演奏を生で聴くのは去年のベルリーオズの幻想交響曲以来2回目でした。小泉のエロイカは相変わらず譜面台を置かず、暗譜での指揮で、要所では動きが大きくなり、適確に指示を出す正統派の指揮であった。演奏は、金管が心もとない箇所が有ったが、全体的には良い演奏だった。

■公演番号123(ホールB7)
ベートーヴェン:
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」
プラジャーク弦楽四重奏団

プラジャーク弦楽四重奏団(Prazak Quartet)はメンバーがまだプラハ音楽院の学生であった1972年に結成された。1974年のチェコ音楽年にプラハ音楽院室内楽コンクールで第1位を獲得。1975年プラハの春音楽祭で演奏を行って国際的なキャリアを踏み出した。そして1978年にはエヴィアン弦楽四重奏コンクールで第1位に輝き、同時にコンクール中の最優秀録音に授与されるラジオ・フランスの特別賞も獲得。ヨーロッパ音楽界の主要都市であるプラハ、パリ、アムステルダム、ブリュッセル、ミラノ、マドリード、ロンドン、ベルリン、ミュンヒェンなどで公演を重ねるほか、幾多の国際的なフェスティバルに招聘されては、メナヘム・プレスラー、ヨゼフ・スークといった第一級の演奏家たちと共演している。

プラジャーク弦楽四重奏団の演奏はPraga Digitalsレーベルのモーツァルトのピアノ協奏曲の室内楽編成版とメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲を手持ちのSACDで聴いたことが有ったが、四重奏団の単独の演奏を生で聴くのは初めてであった。席は前から2列目のほぼセンターの位置で小編成の室内楽では絶好の位置で演奏を愉しめた。一曲目のセリオーソは4人の息がもう一つ合ってない演奏のように感じたが、ラズモフスキー第1番では息が合い、演奏も良くなった。
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帰りは着替えて、皇居経由新宿までジョギングしました。
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machitan

音楽にマラソンに充実していますね。
いいなあ~
by machitan (2014-05-16 23:44) 

たーちゃん

machitan さん

 ご訪問&コメント、ありがとうございました。
by たーちゃん (2014-05-18 11:10) 

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