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FOSTEX製FE103-solを使用したスピーカーボックスの自作(1) [オーディオ]

FOSTEX製10cmフルレンジユニット「FE103」販売50周年を記念して限定生産され、2014年4月に発売されたFE103-solが今年に限定再生産されると知って手配しました。

「太陽のようないつも身近にある」、そんな愛着を持つことを願い、"FE103-Sol"と命名されたそうです。
主な仕様は
形式 10cmコーン形フルレンジユニット
インピーダンス FE103-Sol(8):8Ω
          FE103-Sol(16):16Ω
最低共振周波数 FE103-Sol(8):85Hz
            FE103-Sol(16):88Hz
再生周波数帯域 f0~40kHz
出力音圧レベル 90dB/1w(m)
入力(MUS.)  15W(NOM.5W)
m0         FE103-Sol(8):2.5g
           FE103-Sol(16):2.4g
Q0         FE103-Sol(8):0.44
           FE103-Sol(16):0.54
実効振動半径   4.0cm
マグネット質量  226g
総質量   0.65kg
バッフル開口寸法 φ93

詳細は以下参照ください
http://www.fostex.jp/products/fe103-sol/

バスレフ、バックロードどちらにも適合した8Ωタイプを選んだのですが、2月末ごろの到着予定日までに決め、詳細設計したいと思います。用途はサラウンド・バック用スピーカーとしてです。

設計候補①ダブルバスレフ
一般的なダブルバスレスポートの計算式は以下が使われているようです。

Fd1=160√(S1/Vc1(L1+r1)) [Hz]
Fd2=160√(S2/(Vc1+Vc2) x (L2+r2)) [Hz]

Fd1,Fd2=第1ダクト、第2ダクトの共振周波数(Hz)
S1,S2=第1ダクト、第2ダクトの面積(cm²)
L1,L2=第1ダクト、第2ダクトの長さ(cm)
r1,r2=第1ダクト、第2ダクトの半径、または半径換算値(cm)
Vc1,Vc2=第1空気室、第2空気室の実効内容積(リットル)
設計に注意する点は
・第1ダクトの共振周波数は第2ダクト共振周波数の2~3倍
・第2ダクトの共振周波数はスピーカーユニットの最低再生周波数の0.7~1倍

ダブルバスレフ機械系等価回路は
ダブルバスレフ機械系等価回路.png


●設計案
サイズ:W200xH450xD250mm
板厚:15mm
SPEDというスピーカー設計ソフトでのシミュレーション結果
ダブルバスレフ_FE103-sol_SPED_1.pngダブルバスレフ_FE103-sol_SPED_3.png
ダブルバスレフ_FE103-sol_SPED_2.png

ダブルバスレフ_FE103-sol_SPED_4.png


候補②スタガード・デュアル・バックロードホーン
2種類の音道を備えたバックロードホーンです

●設計案
サイズ:W180xH900xD350mm
空気室容積:***リットル
スロート:***c㎡x2
開口(ショートホーン):***c㎡
開口(ロングホーン):***c㎡
ホーン長(ショート):***cm
ホーン長(ロング):***cm
板厚:15mm 

物が来るまで時間が有るので、じっくり検討してから製作にかかろうと思います。

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