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金田式電流伝送DCアンプ自作(1) [オーディオ]

購入した図書や金田式電流伝送DCアンプの作成ブログなどを調べてみて何を作るか検討しました。
ユニバーサル基板にディスクリート部品を実装する方式の金田式DCアンプの作成は、指定部品の半導体のほとんどのものがディスコンになっており、ネットオークションやパーツショップに在庫している高価なものを手に入れるか、別の代替え部品に変える必要があることが判明しました。

DCアンプの初心者としては回路が複雑でなく、製作、調整がしやすく、出力パワーも大きくないもので、MJ 2012年10月、11月に掲載されたNo.222か2013年10月、11月に掲載のNo.228に絞りました。
No.222とNo.228は回路も似ており、出力段にはSiC MOS-FET採用しており、使用部品が共通しているものがほとんどです。
No.222とNo.228とも、ノイズ低減を考慮して、バッテーリーで駆動することを前提として設計されたものですが、今回はACアダプタと称する、外置きの電源ボックスで駆動しようと思います。駆動電圧が低いので出力は大きくありませんが、電源トランスの容量は大きくなく、小型化でき比較的安価で作れそうです。
MJ掲載の金田氏の製作記事には、以前からずっと部品表が掲載されていないのはなぜですかね?

部品の入手性を調べるため部品表を作成しました。

No.222パワーIVC基板部品表(1ch分)
No.222パワーIVC基板部品表.jpg


No.228パワーIVC基板部品表(1ch分)
No.228パワーIVC基板部品表.jpg


両者の主な相違点は定電流回路にNo.222ではFETの2SJ103BL、No.228ではトランジスタの2SC2240を使用し、ドライバー段ではNo.222がトランジスタの2SC959、No.228はFETの2SK214、出力段にはそれぞれシリコンカーバイト製Sic MOS-FETのNo.222が2SK2554またはSCH2080KE、No.228はロームが音楽用に特化し開発したSCTMU001です。

調査した結果、部品の入手しやすさ、価格などを考慮し、代替え部品に変更したり、No.222とNo.228の回路が混ざったもので作成することにしました。

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