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SACDサラウンド・レビュー(751) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Haydn ‘Sun’ Quartets Op.20.jpg
Haydn
‘Sun’Quartets Op.20
BIS2168
Chiaroscuro Quartet
録音 2015年12月
BIS

J.ハイドン:
・弦楽四重奏曲第34番 ニ長調 Op.20-4 Hob.Ⅲ34
・弦楽四重奏曲第35番 ヘ短調「レチタティーヴォ」 Op.20-5 Hob.Ⅲ35
・弦楽四重奏曲第36番 イ長調 Op.20-6 Hob.Ⅲ36

太陽四重奏曲(”Sun” Quartets)はハイドンが1772年に作曲した作品20の第31番から第36番までの6曲からなる弦楽四重奏曲集。1774年頃パリシュヴァルディエール社より初版が出版された。これら6曲は、アムステルダムのフンメル社から出版された版の表紙に、太陽の絵が描かれていたことから、「太陽四重奏曲」の呼び名で呼ばれている。ただし、他の出版譜には太陽の絵は無い。6曲中、3曲のフィナーレにフーガが導入されている。

キアロスクーロ弦楽四重奏団(Chiaroscuro Quartet)は1stVnのロシア生まれのアリーナ・イブラギモヴァを中心に2005年に結成された。絵画の「明暗法」を意味する名の通り、現代楽器にガット弦を張り、チェロ以外の3人は立って演奏。近年の主な活動は、エジンバラ国際音楽祭のデビュー、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダの演奏会、ロンドンの新しい室内楽会場ワナメイカー劇場での演奏会。2013年、ブレーメン音楽祭に共催しているドイツのラジオ放送局のフェルデ賞を受賞、このブレーメン音楽祭には2014年夏にそのオープニングナイトコンサートで再出演が約束されている。この他に、ロンドンのウィグモア・ホール、ヨーク古楽センター、パリのルーヴル・オーディトーリアム、エクサンプロバンスのデ・ジュ・ドゥ・ポーム劇場、ディジョン劇場、リスボンのグルベキアン財団、オールドバラで演奏する。2016年4月に来日し、王子ホールなどで演奏した。
Chiaroscuro Quartet_2.jpeg


前作(第1曲~第3曲)に続くハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20の「太陽四重奏曲」の後半の3曲。
各楽器はそれぞれの位置に良く定位しており、音のバランスも良い。サラウンドスピーカーからの音にはアンビエンスな音も含まれている。録音場所はドイツ、ブレーメン、センデザール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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