SACDサラウンド・レビュー(752) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Mozart
Quintets KV.516, KV.174
TACET S224
Auryn String Quartet
Nobuko Imai
録音 2014年4月
2015年5月
TACET
モーツァルト:
・弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516
・ 弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174
今井 信子(Nobuko Imai,1943年3月~ )は、東京都生まれのヴィオラ奏者。6歳でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学で室内楽を齋藤秀雄に師事する。1964年、桐朋学園オーケストラのアメリカ・ツアーでコンサートミストレスを務め、そのままアメリカに残り、タングルウッド音楽祭で小澤征爾指揮ボストン響のリヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」を聴いたことをきっかけにヴィオラに転向する。水戸室内管弦楽団メンバー。1983年から2003年までドイツ国立デトモルト音楽大学の教授を務め、現在はジュネーヴ音楽院とアムステルダム音楽院の教授を務めながら、各国で演奏活動を行っている。1988年以来、アンドレア・グァルネリ(1690年製作)を弾いている。
アウリン弦楽四重奏団(Auryn Quartet)は1982年にドイツのケルンで結成された弦楽四重奏団。1982年にロンドン国際コンクール(London International Competition) 及びARDミュンヘン・コンクール(ARD Munich competition) にて1位を獲得。メンバーはヴァイオリンはMatthias Lingenfelder、Jens Oppermann、ヴィオラがStewart Eaton、チェロをAndreas Arndtが担当している。
このシリーズと同様に 5名の奏者を円周状に配置し、あたかもその中心の位置で聴いているようになるサラウンド感のとてもある収録で、フロント・レフトに1st Vn、センターに2nd Va、フロント・ライトに1St Va、サラウンド・レフトに2nd Vn、サラウンド・ライトにVcが定位している。高域弦はナチュラルな響きをしており、高域は伸びのある音をしている。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2017-08-30 18:14
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