SACDサラウンド・レビュー(753) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Richard Strauss
Oboe Concerto
BIS-2163
Alexei Ogrintchouk(oboe)
Andris Nelsons/Royal Concertgebouw Orchestra
録音 2014年10月
2016年7月
BIS
R. シュトラウス:
・オーボエ協奏曲 ニ長調 TrV 292
・セレナード 変ホ長調 TrV106
・ソナティナ第2番 変ホ長調「楽しい仕事場」TrV291
アレクセイ・オグリンチュク(Alexei Ogrintchouk)はモスクワ生まれのオーボエ奏者。1998年ジュネーブ国際音楽コンクール・オーボエ部門で優勝。2005年からコンセルトヘボウの首席オーボエ奏者を務めている。コンセルトヘボウに入団する前は、ゲルギエフ時代の2005年までロッテルダム・フィルの首席オーボエ奏者。
アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons, 1978年11月~ )は、ラトビア、リガ生まれの指揮者。音楽家の両親のもとに育ち、ピアノ、トランペット、歌唱を学ぶ。ラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者に就任。アレクサンドル・ティトフ、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラ、マリス・ヤンソンスより指揮を学ぶ。2003年から2007年の間、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者に就任。2006年から2009年の間、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。2008年よりバーミンガム市交響楽団、2014年よりボストン交響楽団の音楽監督。2017年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(カペルマイスター)に就任する予定。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(オランダ語: Koninklijk Concertgebouworkest )は、オランダ・アムステルダムに本拠を置くオーケストラである。オランダ語における略称は KCO であるが、英語表記のRoyal Concertgebouw Orchestraの頭文字を取って RCO と表記される事もある。旧称アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。首席指揮者は最近ではマリス・ヤンソンスが2004年~2015年まで、2016年からダニエレ・ガッティが就いている。
1ポイントマイクをメインとした収録と思われ、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。ソロのオーボエはバックのオーケストラとの音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからはアンビエンスな音がメイン。録音はオーボエ協奏曲がアムステルダム・コンセルトヘボウでのライヴ、セレナードとソナティナ第2番がアムステルダム、シンゲル教会でのセッション。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2017-09-10 14:05
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