SACDサラウンド・レビュー(876) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Handel
Concerti grossi Op.3
PTC5186776
Georg Kallweit/Akademie für Alte Musik Berlin
録音 2019年5月
Pentatone
ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.3, No.1-6 HWV312-317
ベルリン古楽アカデミー(Akademie für Alte Musik Berlin)は1982年に旧東ベルリンで設立の世界有数のバロック室内オーケストラ。グラミー賞、グラモフォン賞等を受賞し、アルバムは100万枚を超える売り上げている。室内楽からオーケストラ作品まで年間約100回におよぶコンサートに出演している。1984年のベルリン・コンツェルトハウスの再開以来、独自の連続演奏会を行い話題を集め、1994年以降は、ベルリン国立歌劇場やインスブルック古楽際に定期的に客演している。また、多くの指揮者やソリストと共演してきたが、特にルネ・ヤーコプスとは、25年以上にわたり数多く共演している。ゲオルク・カルヴァイト(Georg Kallweit)がコンサートマスター兼、ソリストに就いている。最近では3年ぶりに、2019年9月に指揮者、ヴァイオリニストのベルンハルト・フォルク(Bernhard Forck)と共に来日し、名古屋、兵庫、東京で公演した。
ベルリン古楽アカデミーによるヘンデルの合奏協奏曲集Op.6 No.1-6、Op.6 No.7-12に続く第三弾。各楽器の音のバランスと定位は良い。高域弦の伸びのあるナチュラルな響きと広い音響空間を感じた。サラウンドスピーカからの音は大きめでアンビエンスな音も捉えている。録音場所はベルリン、ニコデマス教会(Nikodemus Kirche)
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2020-10-26 18:46
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