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SACDサラウンド・レビュー(877) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Bach Concertos for Harpsichord & Strings,Vol.1.jpg
Bach
Concertos for Harpsichord & Strings,Vol.1
BIS2401
Masato Suzuki/Bach Collegium Japan
録音 2018年7月
BIS

J.S. バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1
・チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052
・チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056
・キーボード協奏曲 ニ短調 BWV1059 (鈴木優人による復元版)
・チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV 1053

鈴木優人(Masato Suzuki,1981年~)はオランダ・デンハーグ生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、同大学院古楽科にてオルガンを父・鈴木雅明に師事。2007年オランダ・ハーグ王立音楽院修士課程オルガン専攻を首席で修了。同年9月より同音楽院即興演奏科を栄誉賞付きで日本人として初めて修了。アムステルダム音楽院チェンバロ科にも学ぶ。現在、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして、また室内楽やチェンバロやオルガンソロなど国内外で演奏活動を展開している。
Masato Suzuki_3.jpg


バッハ・コレギウム・ジャパン(Bach Collegium Japan, BCJ)は、バロック音楽を専門とする日本のオーケストラおよび合唱団である。1990年に鈴木雅明によって設立され、1995年以来ヨハン・ゼバスティアン・バッハのカンタータのシリーズをBISレーベルより発売しており、リリースは数十枚にのぼる。BCJは毎年バッハのカンタータと器楽曲のプログラムを演奏している。2000年のバッハ没後記念250年には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、テルアビブ、ライプツィヒ、メルボルンといった都市のフェスティバルに参加し、国際的に活動の幅を広げている。最近では、イタリア、スペイン、アメリカ合衆国、韓国、ドイツでバッハのカンタータ、マニフィカト、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲を含んだ演奏会を行っている。1999年、モービル音楽賞受賞。2014年、サントリー音楽賞受賞。
Bach Collegium Japan_1.png


鈴木優人のチェンバロの演奏は2015年のラ・フォル・ジュルネで生で聞いたことがある。
所蔵SACDでのバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演はこれ
チェンバロは前に出ず控え目で、各楽器はナチュラルな響きを伴っている。少編成のアンサンブルのためか音響空間の広がり感は少ない。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所は東京、ヤマハ・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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