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SACDサラウンド・レビュー(914) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Saint-Saëns Symphonies Nos. 1 & 2.jpg
Saint-Saëns
Symphonies Nos. 1 & 2
BIS2460
Jean-Jacques Kantorow/Orchestre Philharmonique de Liège
録音   2019年4月,12月
    2020年10月
BIS

サン=サーンス:
・交響曲 イ長調
・交響曲第1番 変ホ長調 Op.2
・交響曲第2番 イ短調 Op.55


ジャン=ジャック・カントロフ(Jean-Jacques Kantorow,1945年10月~ )は、カンヌ生まれのヴァイオリン奏者、指揮者。アルメニア系ロシア人の両親の下に生まれた。ニース音楽院を経て、パリ国立高等音楽院を卒業する。1964年 第11回パガニーニ国際コンクール、1968年のティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。グレン・グールドにコンクール時の演奏を絶賛され、19歳にてカーネギーホールでデビューリサイタルを開いた後は、世界中でソリスト、室内楽奏者として活躍。オーヴェルニュ室内管弦楽団、フィンランドのタピオラ・シンフォニエッタの芸術監督を始めとし、グラナダ市交響楽団、パリ室内管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団の首席客演指揮者を経験。パリ国立高等音楽院のヴァイオリン科教授を務めるほか、世界中でマスタークラスを開き、教育にも情熱的に力を入れている。
Jean-Jacques Kantorow_6.jpg


リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団(Orchestre Philharmonique Royal de Liège)はベルキー、リエージュ王立音楽院付属の国立の管弦楽団。1960年設立でリエージュを本拠地とする。2011年9月より2019年まではクリスチャン・アルミンク(Christian Arming)が、2019年からはゲルゲイ・マダラス(Gergely Madaras)が音楽監督に就いている。
Orchestre Philharmonique Royal de Liège_6.jpg


1ポイントマイクをメインとしスッポットマイクはあまり使用してないと思われる録音で、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。ホールトーンは適度にあり、音響空間は左右、奥行方向にも広いが高域弦の音の伸びはあまり感じない。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はベルギー、リエージュ、Salle Philhamonique

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch

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