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SACDサラウンド・レビュー(954) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Johannes Brahms The Piano Trios.jpg
Johannes Brahms
The Piano Trios
99251
homas Albertus Irnberger(Vn)
Lilya Zilberstein (piano)
David Geringas(Vc)
録音 2021年4月
Gramola

ブラームス:ピアノ三重奏曲集
Disc 1
・ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
・ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87
Disc 2
・ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101
・クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114

トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Thomas Albertus Irnberger,1985年~)はオーストリア、ザルツブルグ生まれのヴァイオリニスト。7歳からヴァイオリン、8歳でピアノを習い始めた。才能を認められ、わずか9歳でザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学の特待生として入学を許される。15歳でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でビルケント交響楽団(BilkentSymphony Orchestra)と共演し、センセーショナルなデビューを果たす。リンツ・ブルックナー音楽院でヨゼフ・ザバイーニに、パリでギトリスに、その他シトコヴェツキー、アルベルト・リジー、イーゴリ・オイストラフといった巨匠たちに師事した。
Thomas Albertus Irnberger_3.jpg


ダヴィド・ゲリンガス(David Gilevich Geringas,1946年7月~)は、リトアニアのヴィリニュス生まれのチェロ奏者。現在はドイツ国籍。1963年にモスクワ音楽院に入学、ロストロポーヴィチのもとで8年間学ぶ。1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝をしてから世界的な注目を浴び、同年には旧西ドイツ主要都市への演奏旅行、1973年にはハンガリーへの演奏旅行をするなど華やかな音楽活動を開始する。1975年には西ドイツに移住する。北ドイツ放送交響楽団のソロ・チェリストを務めるかたわら、ハンブルク音楽院の教授として後進の指導に当たり、1980年からはリューベック音楽大学で教鞭をとっている。
David Gilevich Geringas_1.JPG


リーリャ・ジルベルシュテイン( Lilya Efimovna Zilberstein,1965年4月~)は、旧ソ連モスクワ生まれのドイツのピアニスト。1971年からグネーシン音楽大学に学ぶ。1987年にボルツァーノのブゾーニ国際ピアノコンクールに優勝して国際的な注目を集めた。1988年に卒業後まもなくイタリアに演奏旅行を行い、フィレンツェ歌劇場にてデビューを果たす。ドイツ・デビューはミュンヘンで頂点を飾った。その後はハンブルクに定住して、ソリストとして演奏活動や録音活動を追究している。また、クラウディオ・アバドやマルタ・アルゲリッチ、マキシム・ヴェンゲーロフらとも共演してきた。
Lilya Efimovna Zilberstein_1.jpg


Vnは左、Pfはセンター奥寄り、Vcは右に定位しており、音の分離は良い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインで低めに抑えている。録音場所はオーストリア、ザルツブルグ、モーツァルト・ザール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch

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