SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(930) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Johannes Brahms Piano Sonata No.3.jpg
Johannes Brahms
Piano Sonata No.3
BIS2600
Alexandre Kantorow (piano)
録音 2021年3月
BIS

ブラームス:
・バラード集 Op.10
・ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
・左手のための「シャコンヌ」

アレクサンドル・カントロフ(Alexandre Kantorow, 1997年~)パリ生まれのロシアのピアニスト。名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフを父にもつ。5歳からピアノを習い始め、パリのスコラ・カントルム音楽院にてIgor Laszkoに師事。その後パリ国立高等音楽院にてフランク・ブラレイ(Frank Braley)、上田晴子(Haruko Ueda)に師事。 16歳のときにナントおよびワルシャワでのラ・フォル・ジュルネでシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露し、抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させた。2019年チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門において優勝。
Alexandre Kantorow_2.jpg


収納ケースの左右の裏扉に収録風景の写真が載っているが、ステレオマイクを2組と少し下がった高い位置にサラウンド用マイクを2組設置している。ピアノは前面に押し出すことなく、少し下がった位置に定位している。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインだが直接音も感じる。使用ピアノはスタインウエイD
録音場所はフランス、Guebwiller、La Nef des Dominicains

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(3)  コメント(0)