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SACDサラウンド・レビュー(985) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Romeo & Juliet Tchaikovsky on the Piano.jpg
Romeo & Juliet
Tchaikovsky on the Piano
BIS-2198
Yevgeny Sudbin (piano)
Bella Sudbin (piano)
録音    2020年2月(Op.37a,Op.10,Op.19,Romeo and Juliet)
     2021年6月(Ruslan and Lyudmila,Op.59,Op.71,Op72)
     2022年7月(Op.66a)
BIS

チャイコフスキー ピアノ作品とトランスクリプション集

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」 序曲(Y. スドビンによるピアノ編)
チャイコフスキー:
・バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 第2幕 花のワルツ(Y. スドビンによる4手ピアノ編)
・ドゥムカ ロシアの農村風景 Op.59
・四季 Op.37a (抜粋)
・2つの小品 Op.10
・6つの小品 Op.19 第4曲 夜想曲
・18の小品 Op.72(抜粋)
・バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲 Op.66a 第5曲 ワルツ(S. ラフマニノフ、Y. スドビンによる4手ピアノ編)
・幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1880年第3稿)(Y. スドビンによるピアノ編)

エフゲニー・スドビン(Yevgeny Sudbin, 1980年~)ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。幼少の頃から優れた音楽的才能を発揮し、1987年にはサンクトペテルブルク音楽院へ入学。90年にベルリンで研鑽を積んだ後、97年よりロンドンに居を構え、王立音楽院でクリストファー・エルトンに師事。その間にイタリア、コモ湖国際ピアノアカデミー参加、マレイ・ペライヤ、クロード・フランク、レオン・フライシャー、スティーヴン・ハフ、アレキサンダー・ザッツにも師事する。 06年にヨーロッパ、北欧ツアーのほか、大絶賛されたカナダとアメリカツアーを実現、フリック・コレクション・シリーズでニューヨーク・デビューを果す。2007年アメリカのアスペン音楽祭、フランスのラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ニューヨークのメトロポリタン博物館ピアノ・フォルテ・シリーズでデビューをする。2010年10月、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールデビューを果たす。2011年1 月、初来日し埼玉と東京のリ サイタルは絶賛を博す。最近では2019年5月に来日し、日フィルとメトネル、ピアノ協奏曲第2番を共演した。

トラック2の「くるみ割り人形」花のワルツとトラック12の「眠りの森の美女」ワルツは13歳の愛娘のベッラ・スドビン(高音部)と連弾をしている。



音像は前寄り、センターに定位しているが、横方向への広がり感もある。サラウンドスピーカーからの音はマイクを遠目にセッティングして、アンビエンスな音を捉えている。使用ピアノはスタインウェイD

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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