SACDサラウンド・レビュー(381) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Bach
Purification Mass
47749-8
Jakub Burzynski/La Tempesta
録音2007年
Arts Music
J.S.バッハ:贖罪ミサ
・ミサ・ブレヴィス ト長調BWV235
・「我,満ちたれり」BWV82(アルト版)
・「我らみな唯一の神を信ず」BWV437
・サンクトゥス ト長調BWV240
・ミサ曲ロ短調BWV232 ~アニュス・デイ
・「我,彼の名を告げん」BWV200
・「平和と喜びで」BWV382
贖罪ミサは1740年ライプツィヒで行われたマリアの贖罪の宴で演奏されたと思われる音楽を再現したアルバム。
ヤクブ・ブルジンスキ(Jakub Burzynski,1976年~)はポーランドのカウンター・テノール歌手、指揮者。カトビンツェ音楽院(Academy of Music in Katowice)で音楽理論と作曲を学んだ後、ポーランド国立ビドゴシチ音楽アカデミー(Academy of Music in Bydgoszcz)でカウンター・テノールのディプロマを獲得。1998年に合唱と演奏グループのラ・テンペスタ(La Tempesta)を創設。ソロ歌手としてもパーセルの歌劇「アーサー王」、ヴィヴァルディの歌劇「嵐の中のドリラ」、ヘンデルの歌劇「ジュリアス・シーザー」などのオペラの主要な役を歌った。
ラ・テンペスタ(La Tempesta)は1998年にヤクブ・ブルジンスキが創設した19世紀ルネサンス時代のオラトリオを中心に演奏及び録音活動を行っている合唱、演奏グループ。活動拠点はワルシャワ。
教会での録音で残響がとても長い。高域弦は音の伸びがあり、中低域弦の響きは豊かである。ソロの歌手は前に出たミキシングになっており、音像は左右に広がっているが、奥行き感はあまり無い。サラウンドスピーカからはアンビエンスがメイン。録音場所はポーランド、ワルシャワのEvangelical-Reformed Church
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2014-05-07 21:42
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0