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SACDサラウンド・レビュー(495) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Haydn Harp Concerti.jpg
Haydn
Harp Concerti
NWC 206241
Godelieve Schrama (harp)
Elisabeth Perry (violin)
Anthony Halstead/NRCO
録音 2002年6月 DSD Recording
NorthWest Classics

ハープ協奏曲集
ハイドン:
・ハープ協奏曲ヘ長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:3)
・ハープ協奏曲ト長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:4)
・ハープとヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調(原曲;チェンバロとヴァイオリンのための二重協奏曲Hob.XVIII:6)

ゴドリーヴ・シュラマ(Godelieve Schrama)はオランダのハープ奏者、音楽大学教授。ソロのハープ奏者であると共に、オランダの古楽アンサンブルであるASKO=シェーンベルク・アンサンブル(ASKO-Schonberg Ensemble)のメンバー。2001年よりデトモルト音楽大学(Hochschule für Musik in Detmold)のハープ教授。定期的にマスタークラスで教えると共にいくつかの国際音楽コンクールの審査員にも就任している。1996年にオランダ音楽賞(The Dutch Music Prize)を受賞。
Godelieve Schrama_2.jpg


エリザベス・ペリー(Elisabeth Perry )はイギリスのバイオリニスト。14歳の若さでユンディー・メニューインとロイヤル・アルバートホールの舞台で共演。ニューヨークの演奏家組合コンクール(New York’s Concert Artists Guild Competition)で優勝。1985年から1990年までドイツ室内アカデミー(Deutsche Kammerakademie)のコンサート・ミストレスを務めた。オランダ放送室内管弦楽団(Netherlands Radio Chamber Philharmonic)で最初のコンサートマスターに就任。カミッリ四重奏団(Camilli Quartet)のメンバー。ユトレヒト音楽院(Utrecht Conservatory)でヴァイオリンを教えている。
Elisabeth Perry   _1.jpg


アンソニー・ホールステッド(Anthony Halstead,1945年~)はイギリス、マンチェスター生まれのホルン奏者、指揮者。最初は王立マンチェスター音楽大学(Royal Manchester College of Music)でピアノを学んだがその後ホルンに転向。1972年からイギリス室内管弦楽団の首席奏者、ロンドン交響楽団でのホルンも兼任していた。ギルドホール音楽学校(Guildhall School of Music)の教授も兼任。また、ハノーバー・バンドではナチュラルホルンを吹き、1990年からは指揮者としても活躍している。
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オランダ放送室内管弦楽団(Netherlands Radio Chamber Orchestra, Nederlands Radio Kamer Filharmonie,略称RKF)はオランダ放送交響楽団(Netherlands Radio Symphony Orchestra,略称NRSO)が2005年に解散し、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(Netherlands Radio Philharmonic,略称RFO)とオランダ放送室内管弦楽団に分かれた後、2005年から活動していたが2013年に解散し、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団に統合された。主にコンセルト・ヘボウを中心に演奏会を開催していた。

ハープの音はあまり前に出ることもなく、バックのオーケストラとのバランスは良い。高域弦の音の伸び、中低域弦の響きも豊かで好録音。録音場所はヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3

サラウンド・パフォーマンス  ―――
音質                ☆☆☆☆
チャンネル            2ch(192Khz/24bit)

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