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SACDサラウンド・レビュー(920) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mendelssohn String Symphonies 4-6.jpg
Mendelssohn
String Symphonies 4-6
MDG9122211
Viviane Hagner (violin)
Mikhail Gurewitsch/Dogma Chamber Orchestra
録音 2020年11月
MDG

メンデルスゾーン・プロジェクトVOL.2
・シンフォニア第4番ハ短調
・シンフォニア第5番変ロ長調
・シンフォニア第6番変ホ長調
・ヴァイオリン協奏曲ニ短調

ヴィヴィアン・ハーグナー(Viviane Hagner,1977年~)はドイツ人の父と韓国人の母を持つミュンヘン生まれのヴァイオリニスト。3歳でピアノを始め、ヴァイオリンで12歳のとき国際的なデビュー、翌年、伝説的なメーター指揮、イスラエル・フィルとベルリン・フィルのジョイント・コンサートに共演。これまでにベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、ニューヨーク・フィル等世界一流のオーケストラと、そしてアバド、バレンボイム、シャイー、サロネンなどの著名指揮者と共演してきた。
Viviane Hagner_1.jpg


ミハイル・グレヴィチ(Mikhail Gurewitsch ,1975年~)はロシア生まれのドイツのヴァイオリニスト。子供の頃サンクトペテルブルクのリムスキーコルサコフ音楽院(Rimsky-Korsakov Conservatory)でヴァイオリンのレッスンを受け、その後同大学に入学。卒業後、ドイツのデトモルト音楽大学(Hochschule für Musik in Detmold)で、トーマス・クリスチャン(Thomas Christian)に師事した。ドグマ室内オーケストラのコンサートマスター兼音楽監督、創設者。
Mikhail Gurewitsch_1.jpg


ドグマ室内オーケストラ(Dogma Chamber Orchestra)はヴァイオリニストのミハイル・グレヴィチが2004年に創設した室内楽団。1995年にラースフォントリアー周辺の映画監督のグループが発表したドグマ95マニフェストにちなんで名付けられた。
Dogma Chamber Orchestra_3.jpg


メンデルスゾーン・プロジェクトVOL.1に続く同シリーズ第2弾。

3楽章からなる弦楽アンサンブルによるシンフォニアとヴァイオリン協奏曲で、奥行方向への広がりのある録音。ブックレットに載っている録音風景の写真ではステレオマイクの他に数本のマイクを高い位置に設置している。MDGの2+2+2方式のフロント・ハイ用の2本も含まれているのか?サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。
録音場所はドイツ、Konzerthaus Der Abtei Marienmünster(マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス)



サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch(2+2+2方式)

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