SACDサラウンド・レビュー(921) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Ravel & Saint-Saëns
Piano Trios
BIS2219
Sitkovetsky Trio
録音 2019年9月
BIS
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.92
シトコヴェツキー・トリオ(Sitkovetsky Trio)はイギリスのユーディ・メニューイン音楽学校(Yehudi Menuhin School)で学んでいたヴァイオリン奏者のアレクサンドル・シトコヴェツキー(Alexander Sitkovetsky)を中心に韓国系ドイツ人でチェロのイサン・エンダース(Isang Enders)、ピアノの韓国出身のウー・チェン(吴倩)とともに2018年に結成されたピアノトリオ。International Commerzbank Chamber Music Award 2008に優勝。
アレクサンドル・シトコヴェツキー(Alexander Sitkovetsky,1983年~)はロシア、モスクワ生まれのイギリスのヴァイオリニスト。音楽一家の家庭に育ち、8歳でヴァイオリニストとしてデヴュー、その後ユーディ・メニューイン音楽学校(Yehudi Menuhin School)に招待入学し、ナタリア・ボヤルスカヤ(Natalya Boyarskaya)とフ・クン(Hu Kun)に師事。その後、同校のマスタークラスでメニューインやマキシム・ヴェンゲロフ(Maxim Aleksandrovich Vengerov)などに師事。さらにウイーンでパヴェル・ヴェルニコフ(Pavel Vernikov)の指導を受ける。
各楽器とも前面に押し出すこともなく、少し下がった位置でヴァイオリンは左、ピアノはセンタ―奥寄り、チェロは右寄りに定位している。各楽器の音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はイギリス、ブリストル聖ジョージ
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2021-11-23 11:27
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