SACDサラウンド・レビュー(935) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Metamorphosen
Works By Mahler, Mendelssohn
ARS38328
Maiburg Ensemble
録音 2021年3月
ARS Produktion
メタモルフォーゼ
バルトーク(クリストフ・ケーニッヒ編):ルーマニア民族舞曲
ラフマニノフ(クリストフ・ケーニッヒ編):ヴォカリーズ
マーラー(クリストフ・ケーニッヒ編):アダージェット(交響曲第5番嬰ハ短調より)
メンデルスゾーン(クリストフ・ケーニッヒ編):スケルツォ(真夏の夜の夢より)
ラヴェル:2つのヘブライの歌-永遠の謎(パスカル・シュヴェレン編)、カディッシュ(アネッテ・マイブルク編)
ドビュッシー(パスカル・シュヴェレン編):シランクス・リローデッド(原曲:シランクス)
ショパン(パスカル・シュヴェレン編):フレデリックのダンス(原曲:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2)
アルメニア民謡(パスカル・シュヴェレン編):農民の訴え
マイブルク・アンサンブル(Maiburg Ensemble)はフルート奏者のアネッテ・マイブルクが率いるアンサンブル。他のメンバーはピアノのパスカル・シュヴェレン、コントラバスのマティアス・ハッカー、パーカッションのフェティ・アク。
アネッテ・マイブルク(Anette Maiburg, 1963年~)はドイツのフルート奏者。デュッセルドルフのロベルトシューマン大学(Robert Schumann Hochschule)を卒業後、ハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団(Philharmonischen Orchester Hagen)でフルート奏者として演奏活動を開始、ツアーを完了後、WDRのバンベルク交響楽団(Bamberger Symphonikern)、ケルン放送交響楽団(Kölner Rundfunksymphonie Orchester)およびボン・ベートーヴェン管弦楽団(Beethoven Orchester Bonn)とCDを録音。ケルン音楽アカデミーとリューベック音楽アカデミーで教鞭をとっている。2005年にはニーダーライン音楽祭を設立し、それ以来芸術監督を務めている。
トラック1のバルトークではフルートとベース、パーカッションの組み合わせでジャズ風にアレンジされたものがいきなり流れ出したので、ジャズのCDをかけ間違えたと錯覚させられたが、トラック7のラフマニノフではフルートとピアノの普通のクラシックの演奏になる。サラウンドスピーカーからの音には直接音がかなり入っている。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2022-04-16 21:03
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