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SACDサラウンド・レビュー(896) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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English Music For Strings
CHSA5264
John Wilson/Sinfonia of London
録音 2020年1月
Chandos


弦楽オーケストラのためのイギリス音楽
ブリテン:弦楽オーケストラのための 《フランク・ブリッジの主題による変奏曲》 Op.10
ブリッジ:弦楽オーケストラのための 《ラメント(哀歌)》H.117
レノックス・バークリー:弦楽セレナード Op.12
ブリス:弦楽のための音楽 F.123

ジョン・ウィルソン(John Wilson,1972年~)はイギリスの指揮者、編曲家、音楽学者。1994年にジョンウィルソン・オーケストラ(John Wilson Orchestra)を創設。2007年にジョンウィルソン・オーケストラと共にBBCプロムスに出演。2016年よりBBCスコティッシュ・シンフォニーオーケストラ(BBC Scottish Symphony Orchestra)のアソシエイトゲストコンダクター。軽音楽や映画音楽も手掛ける。
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シンフォニア・オブ・ロンドン(Sinfonia of London)は映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立された。2018年にジョン・ウィルソンが再結成し、その妙技を復活第1弾のアルバム「コルンゴルトの交響曲嬰へ調」で見せた。
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レスピーギのローマ三部作に続く同じ組み合わせでの録音で場所も同じ。
録音レベルは大きめで、広域弦の音の伸び及び低域弦の重厚な響きを伴っている。音響空間は左右に広く、残響の豊富な教会での収録だが、その影響はあまり受けていない。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインで低めに抑えられている。録音場所はロンドン、キルバーン、セント・オーガスティン教会(Kilburn,Church of St.Augustine)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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