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SACDサラウンド・レビュー(964) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Tutta sola.jpg
Tutta sola
Rachel Podger
CCSSA44422
録音 2022年3月
Channel Classics

無伴奏ヴァイオリンのためのバロック作品集

J.S.バッハ/チャド・ケリー編:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(イ短調に移調)
ヨハン・ヨーゼフ・フィルスマイア:パルティータ第6番~無伴奏ヴァイオリンのための『室内向けの技巧豊かなる協和』 (1715)より
ニコラ・マッテイス2世:ファンタジア ハ短調:控えめに
ペドロ・ロペス・ノゲイラ:『ノゲイラ写本』より
・プレルーディオ(プレリュード)
・ファンテジア(ファンタジア)
・フィリョータ(少女)
作曲者不詳:『クラーゲンフルト写本』(1680年代中盤)より
・クラント/ドゥーブル~組曲ト短調より
・サラバンド/ドゥーブル~組曲ト短調より
・ジグ~組曲ト短調より
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ:伴奏のないヴァイオリン独奏のための組曲イ長調
ジョン・ウォルシュ編:(無伴奏の)ヴァイオリンのためのプレリュードとヴォランタリー選集より
・コレッリのプレリュード
・ジェミニアーニのプレリュード
・ヴィターリのプレリュード
・ロナーティのプレリュード
・パーセルのプレリュード
ジュゼッペ・タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第17番ニ長調 B.D2~30のソナタ』より

レイチェル・ポッジャー(Rachel Podger,1968年~)はイギリス生まれのヴァイオリニスト。ドイツのルドルフ・シュタイナー・スクールで教育を受け、帰国後ギルドホール音楽演劇学校でミカエラ・コンバーティとデイヴィッド・タケノに師事した。在学中からバロック奏法に興味を惹かれ、バロック音楽を専門とするフロレジウムとパラディアン・アンサンブルという楽団の創設に関与する。その後も、このアンサンブルとコンサート・ツアーやレコーディングに参加し、国際的にも高く評価されている。1997年、トレヴァー・ピノックに招かれ、イングリッシュ・コンサートのコンサートミストレス兼協奏曲ソリストに就任、ますます多忙な日々となった。2015年に英国王立音楽院(RAM)のバッハ賞を受賞。最近では2018年6月~7月開催の調布国際音楽祭2018に来日し、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番などを演奏した。
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アルバム『守護天使』に続くポッジャーのバロック無伴奏ヴァイオリン作品第2集。

ポッジャーの奏でるヴァイオリンはクリアで美しい響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占め、教会での録音であるが、残響はほとんど感じられない。録音場所はイギリス南東部ケント州フォークストーン、セント・メアリー&セント・アーンスワイト教区教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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