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SACDサラウンド・レビュー(866) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Mozart
Haffner Serenade & Ein musikalischer Spaß
BIS2394
Alexander Janiczek (violin)
Michael Alexander Willens/Kölner Akademie
録音 2018年5月
BIS

モーツァルト:
・行進曲 ニ長調 K.249
・セレナード第7番 ニ長調 「ハフナー」 K.250
・音楽の冗談 K.522

アレクサンダー・ヤニチェク(Alexander Janiczek)はポーランドとチェコの血を引く音楽一家に生まれのオーストリアのヴァイオリンニスト、指揮者。オーストリアのザルツブルグにあるモーツァルテームにてHelmut Zehetmair教授にヴァイオリンを学んだ。ハンガリー人の名ヴァイオリニストであったシャーンドル・ヴェーグが芸術監督をしていたカメラータ・ザルツブルクでコンサート・マスターを務めていた。現在ヨーロッパ室内管管弦楽団、カメラータ・ザルツブルクのゲスト・ディ レクターとしても活躍している。
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ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(Michael Alexander Willens,1952年10月~)はアメリカの指揮者。ジュリアード音楽院にて指揮をジョン・ネルソン(ジュリアード音楽院)、レナード・バーンスタイン(タングルウッド)などに学ぶ。リンカーンセンターのグレート・パフォーマーズ・シリーズやドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、イタリアなどの主要な音楽祭に出演。ケルン・アカデミーの音楽監督。
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ケルン・アカデミー(Kölner Akademie)は指揮者のミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズによって、1996年に創設されたドイツのケルンを拠点とするオーケストラ。レパートリーは17世紀から21世紀までの音楽で、それらの作品をその時代の演奏解釈のもとに時代に合った楽器(バロック、クラシックなど)を使い分ける。歴史的研究を追求し、作曲家の意図を引き出すことを心がけるその演奏は新鮮で自然に聴こえ、作品の本来の姿を生き生きと響かせる。 2013年5月にフォルテ・ピアノのロナルド・ブラウティハム、ヴィレンズと共に来日し、モーツアルトのピアノ協奏曲などを演奏した。
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室内楽用のホールでの演奏であるが、ホールトーンを感じる録音になっており、音響空間は左右、奥行方向にも広がっている。高域弦は伸びが有り、ナチュラルな響きをしている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はケルン、ドイツ放送室内楽ザール(Deutschlandfunk Kammermusiksaal,Köln)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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