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SACDサラウンド・レビュー(779) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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In Heavenly Harmony
COV 91734
Daniel Auner(Violin)
Hannfried Lucke(Organ)
録音 2017年
Coviello

天上のハーモニー~ヴァイオリンとオルガンによる作品
・ヴィターリ/シャルリエ=ルケ編:シャコンヌ ト短調
・リスト:システィーナ礼拝堂への祈り
・レーガー/ディートハルト・ヘルマン編:ロマンス~ヴァイオリンとオルガンのための
・レーガー:間奏曲 ト短調 Op.80-6
・パラディス/ドゥシュキン編:シシリエンヌ
・ラインベルガー:6つの小品 Op.150~ヴァイオリンとオルガンのための



ダニエル・オーナー(Daniel Auner, 1987年~)はオーストリア、ウイーン出身のヴァイオリニスト。父親はロシアのサンクト・ペテルブルグ出身のピアニスト、母親はオーストリア出身のチェロ奏者。幼少のころからピアノを習い、6歳からヴァイオリンに変更。2000年よりウイーン音楽芸術大学でクリスチャン・アルテンブルガー(Christian Altenburger)に師事。2005年からザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学にてイーゴリー・オジム(Igor Ozim)に師事、2013年に卒業、その後マスタークラスにてボリス・クシュニール(Boris Kuschnir)に師事した。
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ハンフリード・ルケ(Hannfried Lucke,1964年~)はドイツ、フライブルグ生まれのオルガニスト。フライブルグ・音楽大学やザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学、ジュネーブ・音楽院で教会音楽やオルガンを学んだ。2000年よりザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学のオルガン科教授。
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教会でのオルガンとヴァイオリンのソロとの演奏だが、豊かな残響の中でもヴァイオリンの響きはクリアで濁りの無い響きをしており、オルガンとの音のバランスも良い。オルガンの重低音の響きを良く捉えている。収録場所はリヒテンシュタイン、ファドゥーツ、聖フローリン大聖堂
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サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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