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SACDサラウンド・レビュー(797) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mozart Piano Concertos Nos.11-13.jpg
Mozart
Piano Concertos Nos.11-13
ABCD418
Katrine Gislinge (piano)
Stenhammar Quartet
録音 2016年10月
Alba Records 

モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415 (ピアノと弦楽四重奏版)
・ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413 (ピアノと弦楽四重奏版)
・ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 (ピアノと弦楽四重奏版)

カトリーネ・ギスリンジェ(Katrine Gislinge,1969年~)はデンマークのピアニスト。6歳からピアノを習い始め、1990年にデンマーク・王立音楽院にてディプロマを得た後、ニューヨクやロンドンにて学ぶ。最近ではヴァイオリンニストのギドン・クレメールやピーターセン弦楽四重奏団、チェリストのジャン・ワン(Jian Wang)、マーク・コッペイ、フルート奏者のエマニュエル・パユなどと共演。フランスのモンペリエ・フェスティバル、ロンハンハウス室内楽フェスティバルなどに出演している。
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ステンハンマル四重奏団 (Stenhammar Quartet)は1995年創設のスウェーデンの弦楽四重奏団。メンバーは第1ヴァイオリンのペーテル・オロフソン(Peter Olofsson)がイェヴレ交響楽団の首席奏者、第2ヴァイオリンのペール・オーマン(Per Öman)はスウェーデン放送交響楽団の第2ヴァイオリン・セクションの首席奏者、トニー・バウアー(Tony Bauer)はスウェーデン放送交響楽団のヴィオラ奏者、チェロのマッツ・オロフソン(Mats Olofsson) はイェヴレ交響楽団の首席奏者。
Stenhammar Quartet_2.jpg


デンマークのコンテンポラリー作曲家、ベント・ソレンセン(Bent Sørensen)が作曲したカデンツァを採用したモーツァルトのP協のピアノと弦楽四重奏版であるが、ピアノが前に出て、四重奏が後ろに下がった様なミキシングになっている。サラウンドスピーカーからの音は、マイクを遠目にセッティングしてアンビエンスな音を捉えている。録音場所はスウェーデン,Sveriges Radio,Studio3

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch

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